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ブラームス交響曲第1番ハ短調作品68(Sinfonie Nr. 1 in c-moll op. 68)について

投稿日:2019年4月23日 更新日:

ハンブルクにあるブラームスの彫刻、若い時の顔

しばしば「20年以上かかった」と言われる、クラシック音楽好きなら誰もが知っていると言っても過言ではない有名どころ。

基本的なことをまとめました。

作曲

期間:1862年(以前?)~1876/77年

1876年、夏の休暇をリューゲン島で過ごしてほぼ完成させ、9月にバーデンバーデン近郊のリヒテンタールで作曲を完了。

  • 構想から完成するまでの期間は20年以上(1855年頃作曲に着手)。
  • クララ・シューマンは1862年6月1日付ヨーゼフ・ヨアヒム宛の手紙で、ブラームスが交響曲の冒頭を着想したと報告している(最終的には38小節以降に定着)。
  • 初演後に2・3楽章を改訂。

メモ

1954年2月のシューマンの入水自殺未遂後、シューマン家で家政手伝いをしていたブラームス。1955年1月30日付の手紙で、前年夏に交響曲の作曲を試み、第一楽章はオーケストレーションまで行い、第二、第三楽章も作曲したとシューマンに報告しています。が、この構想はピアノ協奏曲へと転換されました。

初演

1876年11月4日
指揮:オットー・デッソフ
演奏:(バーデン)大公宮廷管弦楽団 第1回予約演奏会
場所:カールスルーエ

音楽史上の意義

シューマン交響曲第3番「ライン」(1851年初演)以降の交響曲創作停滞期に終止符を打ち、ブルックナーやマーラーを含む交響曲の第二の大波を引き起こした曲とされる。

当該曲の創作期間中の他の主な作品

1866年 ドイツ・レクイエム(第5曲未、合唱+管弦楽)
1868年 ドイツ・レクイエム(全曲、合唱+管弦楽)
1871年 運命の歌、勝利の歌(合唱+管弦楽)
1873年 ハイドンの主題による変奏曲(管弦楽)

時間

約42分。

ちなみに、ブラームスがマンハイム初演で指揮をした時は、
第1楽章 14分
第2楽章 9分(暫定稿)
第3楽章 4分
第4楽章 16分
で、計43分と伝えられている。

編成

フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、コントラファゴット(第3楽章なし)、ホルン4、トランペット2、トロンボーン3(第4楽章のみ)、ティンパニ、弦5部、第二楽章でVnソロあり。

楽器の編成はベートーヴェン交響曲第5番に近く、ホルンを1対増やしてピッコロを削っただけ。

トランペットとティンパニの役割は主に音響の補強、弦楽器に特別な奏法や音域が要求されておらず、古典的。

参考

ブラームスの交響曲第1番についてWikipediaで見る⇒

ブラームスの交響曲第1番をYoutubeで聴く(検索結果の画面)⇒

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